美しい人
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1000円を握りしめて
劇場へ行ったホームレス。
お腹の音が鳴るのも厭わず、
そこには彼を魅了する世界が
広がっていたのでしょう。
幸せだったの?
嬉しかったの?
生きてたの?
美しいものの集大成。
美の総合芸術。
寒くて虚しい現実から
一歩
夢を見た。
彼の見たものが、
どんなに素晴らしい芸術だったか分からないけど
私には、彼が1番 美しく見える。
彼もまた、
私の手の届かない 崇高な魂を持った
尊い人だったのだろう。
音楽、演劇、絵、
写真、ファッション、アクセサリー、
なんでもいい。
美しいものを愛せる人間が、
実は1番美しい。
その美しい人たちを増やすために
アートはこの世に存在しているのかもしれない。
絵が美しいのではない、
それを見て感動している あなたの、
その顔が1番 キレイなんですよ。
私もいつか
彼らのように、なれるだろうか。
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